掌蹠膿疱症 ~治療方法~

治療法
掌蹠膿疱症の治療でまず試みるのは、お薬や紫外線での治療です。
また、病巣感染や金属アレルギーなどが明らかな場合は、それらを除去する治療を行う場合もあります。

お薬による治療
 お薬による治療では、外用療法を中心に行います。外用療法であまり効果がない時などに
 内服療法を行います。

掌蹠蹠膿疱症の治療に使う主なお薬 
 ☆外用療法(塗り薬)
  ・ビタミンⅮ3外用薬➡皮膚が形成される過程の異常を正常にするお薬です。
   また、膿疱症や水疱を抑える効果もあります。
  ・ステロイド外用薬➡主に炎症を抑えるお薬です。
  ・サリチル酸ワセリン➡硬くなった皮膚を柔らかくするためのお薬です。

 ☆内服療法(のみ薬)
  ・抗生剤➡主に病巣感染を治すためのお薬です。
  ・ビタミンA誘導体➡皮膚が形成される過程の異常を正常にするお薬です。
  ・非ステロイド系抗炎症薬➡主に炎症を抑える薬です。
  ・抗アレルギー薬➡かゆみを抑えるお薬です。

紫外線による治療
 ・PUVA(プーバ)療法
  光に対する感受性を高めるお薬をぬった後に波長の長い紫外線(UVA)を照射します。

 ・ナローバンドUVB療法
  中波長紫外線(UVB)の中でも治療効果の高い狭い領域の波長を照射します。

 ・エキシマランプ
  特定の領域のUVBで、狭い範囲に照射するのに適しています。

その他の治療
 ・病巣感染の治療
  明らかな扁桃炎の関与が疑われた場合、
  扁桃炎を摘出することで、掌蹠膿疱症が良くなることがあります。
  また、虫歯、中耳炎などが原因になっている場合には、それらの治療を行うことで
  掌蹠膿疱症が軽快することがあります。

 ・歯科金属の除去
  金属アレルギーのある患者さんでは、歯科金属などが掌蹠膿疱症の原因になっている
  ことがあるため、歯科金属などを除去する方法もあります。

当院ではお薬の治療となります
 

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