アトピー性皮膚炎⑤

正しいスキンケアの方法

保湿
塗る
入浴すると、皮膚の脂分が洗い流されます。そのため、何もしない状態でいると、
すぐに皮膚が乾燥してしまいます。入浴後、5分以内に保湿剤を塗りましょう。

〇保湿剤はこすらず、やさしく手のひらで広げます。
〇関節やシワがある部分は、皮膚をのばして塗ります。
〇目や耳の周りも忘れずに塗りましょう。

アトピー性皮膚炎の症状があるときはもちろん、症状がないときでも、
日常的に保湿することが大切です。

〇保湿剤には様々な種類があり、のびが良いものや、べたつかないものなどもあります。
好みや季節などに合わせて、使用感の良いものを選びましょう。
3大保湿因子類似成分が入った保湿剤もあります。

〇ワセリンなどの油性の保湿剤は、乾いている皮膚の表面に塗っても、水分を補給する効果があまり期待できません。入浴後5分を過ぎた場合には、霧吹きやガーゼで皮膚を湿らせたり、化粧水を付けたうえで塗ると良いでしょう。

こんなところにも注意!
発疹が出ている場合は皮膚科を受診し、保湿剤の使用については医師の指示に従いましょう。とくに指示がなければ、保湿剤を周囲の乾燥している部分にやや広めに塗り、その後で薬を塗ります。

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