上野駅前皮膚科・アレルギー科
皮膚科 小児皮膚科 アレルギー科
03-6284-2496
月曜から土曜まで毎日診療
休診日/日曜日・祝日
皮膚科 小児皮膚科 アレルギー科
03-6284-2496
月曜から土曜まで毎日診療
休診日/日曜日・祝日
上野駅前皮膚科 通信
お知らせ & 日々のこと
アトピー性皮膚炎の特徴
アトピー性皮膚炎は、強いかゆみと発疹が繰り返しあらわれる皮膚の病気です。
発疹は、顔や首、肘、膝などにあらわれやすく、ひどくなると全身に広がります。
2000~2002年に行われた厚生労働省の全国調査では、
4カ月児の12.8%、1歳6カ月児の9.8%、3歳児の13.2%、
小学1年生の11.8%、小学6年生の10.6%、大学1年生の8.2%が
アトピー性皮膚炎でした。
このように、たくさんの人がアトピー性皮膚炎に悩んでいます。
♦乳児期
一般的に、乳児の症状は、頭や顔からはじまります。
なお、乳児期の食物アレルギーでは、顔や全身にみみずばれのような赤みとかゆみがあらわれますが、アトピー性皮膚炎とは別々に治療する必要があります。まずは、皮膚科専門医に相談しましょう。
♦幼少児期
幼少児期には、肘や膝など手足の関節部分にアトピー性皮膚炎が多くみられます。
また、耳切れとよばれる耳の付け根のくぼみに発疹があらわれ、あかぎれのような症状もみられます。
一般的に、子どもは大人より皮膚の症状が良いと思われがちですが、実は、生後3~4カ月から思春期までの子どもの皮膚は、皮脂の分泌がとても少なく、乾燥していることが分かっています。
♦思春期・成人期
下半身よりも上半身で発疹がよくみられ、顔、首から胸にかけて、背中などに発疹が強く出る傾向があります。
繰り返し掻くことにより、皮膚がゴワゴワと厚くなります。これは苔癬化と呼ばれます。
また、同じ部分をずっと掻いていると、皮膚が硬く盛り上がり、かゆみが持続するようになります。これは痒疹と呼ばれます。