口唇ヘルペスについて

小さな水ぶくれが唇やその周辺に出来る病気で、殆どが単純ヘルペスウィルスⅠ型が原因です。

通常は乳幼児期に口内炎を伴う風邪症状としてはじめて感染します。
感染後は顔に分布する三叉神経の根元に潜みます。
症状は口の周囲に多く見られますが、顔のほかの部分にもできます。

疲労、風邪、紫外線、免疫力低下で繰り返し発症します。

大抵の場合、1~2週間で治りますが、水泡の出始めに抗ウィルス剤を内服するとよく効き、症状が軽くすみます。

同じところに繰り返して出ることが多いので、患者さんでも早めに気付いて受診して薬を処方希望で来院されている方も結構いらっしゃいます。

梅雨から夏に向けて天候も不順になったりして体調も崩しやすかったりしますが、早めに対処することも症状が重症化しなくて済みますので、皮膚症状でアレ?と思ったらお気軽にご相談下さい。

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