なぜ皮膚科専門医がいいか

日本全国で医師は約32万人いますが、その中で皮膚科専門医は2019年10月現在約7000人しかいません。皮膚科専門医になるためにはまず医師免許を取得し、日本皮膚科学会に入会します。そして指定された大きな病院で5年以上勤務しその間に講習受講、学会発表、論文発表、手術実績など経験を積み指定された単位を取得することで皮膚科専門医認定試験を受け合格しなければなりません。取得後も皮膚科専門医を更新するために所定の単位を取得し、また一定の皮膚科診療に従事する必要があります。
医師免許があれば、皮膚科専門医以外の医師も皮膚疾患の診療をすることは可能ですが、皮膚の疾患は種類も多く、見分けが困難な場合もあり、診断、治療が困難な場合も少なくありません。皮膚に関してお悩みやお困りのことがありましたら、まずは皮膚科専門医にご相談されることをお勧めします。