神保町駅前皮膚科・アレルギー科
皮膚科 小児皮膚科 アレルギー科
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神保町駅前皮膚科 通信
お知らせ & 日々のこと
アトピー性皮膚炎に対するステロイド外用薬の使い方についてお話しします。
・皮疹の重症度
皮疹の状態(紅斑、丘疹、鱗屑、小水疱、びらん、掻破痕など)により「重症」「中等症」「軽症」「軽微」に分類され、それぞれに適した外用薬を選択します。
・外用回数
急性増悪の場合には原則1日2回、炎症が落ち着いてきたら1日1回に減らします。
・外用量
適量とされる目安がありますが、皮膚の状態や基剤の種類、副作用を考慮しながら医師が判断していきます。
・ステロイド外用薬のランク
強さによって「ストロンゲスト」「ベリーストロング」「ストロング」「ミディアム」「ウィーク」に分類されます。個々の皮疹の重症度に見合った薬剤を適切に選択し、必要な量を必要な期間、使用することが重要になってきます。
・部位別経皮吸収率
ヒトの体の部位(頭皮、前頭、下顎、わき、背面、前腕、手掌、足首、足底など)によってステロイド外用薬の吸収率が異なります。その為、どの部位に何をどれくらい使用するのか、医師の指示通りに塗布することが重要です。
・まとめ
外用薬の選択、外用回数、外用量などを重症度や急性増悪の場合に応じて調節し、早く軽快させて、軽快したら寛解を目指していきます。副作用に対しても適切な処置により軽快します。
不安なことがあれば医師に相談していただき、処方された内容の使い方を守りながら治療を続けていきましょう。