ニキビ(尋常性痤瘡)③

ニキビ肌のスキンケア

ニキビをさわったり、つぶしたりすると、化膿してニキビ痕を残す原因になることがあります。洗顔や保湿などのスキンケアやお薬を塗るとき以外は、化粧品はニキビ肌用ノンコメドジェニックテスト済み製品を選びましょう。

ノンコメドジェニックテスト済み製品とは・・・ニキビができにくいことを確認している製品

メイク落とし(クレンジング)
メイクによる毛穴の閉塞はニキビの悪化の原因になります。
帰宅後は、すぐにメイクを落としましょう。
メイク落としには、クレンジングを使いましょう。力を加えずに指を軽く滑らせ、円を描くようにして、クレンジングとメイクをこすらず、やさしくなじませます。その後、やさしく洗い流しましょう。

口紅やアイメイクなどのポイントメイクは、専用のリムーバーであらかじめ落としておきます。

洗顔
洗顔によって、余分な皮脂と汚れ、古い角質を落とします。
洗顔は、朝晩1日2回が基本です。朝は眠っている間にたまった余分な皮脂を落とし、夜はメイク落としの後に、汗やほこりなどの汚れを落とすために洗顔します。ゴシゴシ洗うなどの間違った洗顔法は、ニキビを悪化させますので、正しい洗顔法を身につけましょう。

●洗顔料をしっかり泡立てます
→泡でやさしく洗います。
 肌を強くこすらないようにします。
→洗顔料が残らないよう、特に髪の生え際などはよく洗い流します。

注意 スキンケアの際にはニキビをつぶさない!

保湿
大人ニキビでは、角層の保水機能が低下し、乾燥しやすくなっている場合があります。
肌の状態に応じて保湿しましょう。

化粧水
洗顔後は、特に水分が蒸発して乾燥します。
化粧水を手のひらにとり、顔をやさしく押さえるようにして水分を肌になじませます。

美容液・乳液・保湿剤
化粧水の後に、保湿効果の高いノンコメドジェニックテスト済みの美容液や乳液、保湿剤を使用しましょう。

紫外線に対するケア
ケミカルピーリングを受けている方やピーリング効果のある化粧品やお薬を使用している方は、日焼け止めを必ず使いましょう。また、スキンケアの基本として、日頃から紫外線に対するケアをしておきましょう。
日焼け止めには、「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」が配合されています。紫外線吸収剤を含むものに刺激感がある場合は、刺激の少ない散乱剤のみが配合された、下記のような記載のあるものを選びましょう。

・紫外線吸収剤フリー(無配合)
・ノンケミカル
・敏感肌用              など

実際のスキンケアの手順は、医師の指示に従いましょう。

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