円形脱毛症③~治療法~

☆ステロイド局所注射
炎症や免疫機能を抑える効果のあるステロイドを、脱毛斑に注射する治療法です。症状が改善しない単発型、および多発型の成人患者に対して使われることがあります。高い水準の発毛効果がありますが、ステロイドの副作用を考慮し、原則として子どもに対しては行いません。

☆局所免疫療法
人工的にかぶれを起こす化学試薬を使い、頭皮にかぶれを起こさせることにより発毛を促す治療方法です。治療期間は半年から1年以上で、じっくり取り組む必要があります。比較的広範囲に脱毛している患者さんに対して行われます。

☆外用薬(塗り薬など)の使用
ステロイド外用
炎症や免疫機能を抑える効果が認められています。一般的な治療法として多くの皮膚科で採用されており、国内で豊富な治療実績があります。科学的な根拠となる研究報告がいくつも出てきており、有効性が確かめられた治療法の一つです。

☆内服薬(飲み薬)の使用
抗アレルギー薬(第2世代抗ヒスタミン薬)
アレルギー反応を抑制する作用があります。アトピー素因(アトピー性疾患「アトピー性皮膚炎」、「気管支喘息」、「アレルギー性鼻炎」のいずれか)を持った単発型および多発型の患者に使用することが多い薬です。

セファランチン
アレルギー反応を抑制する作用や、血流を促進する作用などがあります。国内での治療実績も多いため、単発型および多発型の治療において、他の治療と共に併用されます。

グリチルリチン、メチオニン、グリシン複合薬
グリチロンという薬は、炎症やアレルギーを抑える作用があります。国内で多くの診療実績があるため、単発型および多発型の治療で使用されています。

ステロイド内服
炎症や免疫機能を抑える効果のあるステロイドの飲み薬です。高い効果が実証されていますが、ステロイドの副作用を考慮し、原則として子どもへの使用は行いません。

☆冷却治療
ドライアイスや液体窒素などを脱毛斑にあて、誤作動を起こした免疫細胞の働きを抑えて、毛髪の再生を図る治療法です。簡便で副作用も軽微な点も考慮し、単発型および多発型の症例に併用治療法の一つとして行われます。

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