手あれ(手湿疹)

神保町界隈では飲食店も多いため、受診される方も多いです。
主婦、美容師、飲食店員、銀行員などによく見られる病気です。
水仕事をよくしたり、紙幣をよく扱ったりすることで、繰り返し指先に刺激が加わって起こるものと考えられています。
主に利き手の親指、人差し指、中指の指先から発症し、皮膚が乾燥して剥がれ落ち、さらに硬くなってひび割れたり、指紋がなくなるなどの症状がみられます。そして、ひどくなると両手のひら全体にまで広がります。

治療は保湿剤とステロイド外用剤がメインです。また、木綿の手袋をしてからゴム手袋を着用して水仕事をしたり、手を洗いすぎない、手を洗った後は保湿剤を塗るといった生活習慣も大事になってきます。